肩が張る、背中が張る、睡眠との関係
寝ているときの姿勢と、肩が張る背中が張るといった肩こり症状は関係あるのでしょうか。
寝ているときの姿勢と体の状況についてまとめてみました。
睡眠はどんな役割があるか
睡眠といえば、日中の記憶の整理をしたり、ホルモンを分泌したり、疲れをとったり、体のメンテナンスをする時間だといわれていますよね。
整体としては、どうなのかというと、
「寝返り」をうつことで、自分で整体する時間であるといえます。
自然治癒力といえるのではないかと思います。
寝返りをうつ(体をねじる)ことによって、体の骨は自然に自分のもとの場所へ戻ろうとします。
ご自分の睡眠を振り返ってこんなことはありませんか
睡眠は、体の調子のバロメーターのようになります。
寝つきが悪い
寝覚めが悪い
仰向けで寝られない
中途覚醒する
起きたとき体が痛い
痛い場所は? 肩?腰?背中?
などなど。
どうやら、あまりよい睡眠をとれていないようですね。
肩が張る、背中が張る、という人は…
寝つきが悪かったり、仰向けで寝られない人がほとんどです。
なぜかというと、肩甲骨が動かなくなっている方が多いので、仰向けで寝たときに肩先が浮いてしまい、痛いし疲れるんです。
なので、横向きでないと寝られません。
寝返りも、少ない人が多いですよ。
睡眠中の動きをチェックして起こしてくれるアプリなどで測ってみると、寝返りが3回しかなかったりします。
熟睡してから、1時間に3回くらいするのが普通です。
そんなこと言われても、寝ている間のことなんかどうしようもない
当然、寝ている間は意識はありませんので、寝返りがどうのと言われてもどうしようもありません。
ただ、寝つきをよくして、寝返りを打ちやすくする方法はあります。
先ほど、肩甲骨が動かなくなっているから、仰向けで寝るのがつらい、と書きましたが、
つまり、肩甲骨が動くようになれば、寝やすくなる、寝返りもうちやすくなる、と想像できます。
寝る前の、ストレッチは、最も効果的
寝る前に、お風呂に入るのは日本人なら誰しもすると思います。
どうか湯船につかっていただきたいと思います。
温めたうえで、ストレッチをすることが最も効果が高いです。
何をやるか?
決まっています!
肩甲骨ストレッチ
肩甲骨のストレッチです!
頭の後ろで手を組んで、肘を開いたり、閉じたりするストレッチをやっていただくことです!
肩が前に出ている人は、大胸筋が強くなっていますので、ドアの柱や壁などの上の方に手をつき、肩を前に突き出すように動かすと、「ひゃっ!」と驚くほど伸びます。ゆっくりじんわりと動かしてくださいね!
最近では、ストレッチは30秒以上じっくり伸ばすことが効果的であるといわれています。
筋肉の伸びを、しっかりと味わってくださいね!
では今日も、お大事に!
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